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神様の説明

カーリー(Kālī)
ヒンドゥー教
◆シヴァの奥さんであるパールヴァティーの化身(本気で怒ったときの姿)と云われる。ドゥルガーの怒りから生まれたという説もある。
インド神話最強(最恐)の女神、戦いの女神(死神の要素もある)、地母神、災いから人々を守る。
【カーリーは「黒」という意味と「時」という意味がある】
単純に肌が黒いからということと、時がすべてのモノを壊していくということからだと思われる。
【絵の解説】
旦那であるシヴァを踏んでいる理由は、暴走したカーリーをシヴァが体を張って止めているから。
暴れているカーリーの足の下に入って、全身で受け止めて怒りを静めている。最恐なのに、シヴァに愛されている。
【舌を出している理由】
舌は内臓を表していて、腹を裂かれても死ぬことがないほど強い生命力があることを表す。

ガネーシャ(ganesh)
ヒンドゥー教
◆シヴァとパールヴァティーの息子(長男)
商売と学問の神
新しく何かを始める時に守ってくれる。
障害になるものを取り除く
かなり無理なお願いもきいてくれるらしい。
【ガネーシャは一族のボスという意味】
ガナ(一族)イーシャ(ボス)
【一番人気の福の神になった理由】
象頭になってしまったことをガネーシャはとても悲しんでいたので、かわいそうに思いまた責任を感じたシヴァが力を与え、人々が一番初めお祈りをするように、人々が欲しいものを与えるようにしたから。
【象頭の理由】
パールヴァティーの命令で、門番をしていた時にシヴァと大ゲンカになり首をはねられてしまった。そのことに、パールヴァティーがキレ、怒りを静めるために手近な動物の首をつけ(たまたま象だった)、生き返らせた。この後、シヴァの息子として認知される。

ラブガネーシャ(Love ganesh)
仏教(ヒンドゥー教)
元になったのは、歓喜天
ヒンドゥー教で大人気のガネーシャを、仏教に取り入れるために、こんな話が作られた。(ヒンドゥー教と仏教が対立していた時代の話)
「昔々、インドのある国にビナヤカ(ガネーシャの別名という象頭の王様がいた。強い魔力を持ち、人々に禍をもたらし、苦しめていた。
人々が観音様に祈ると、観音様は象頭の美女に化身し、ビナヤカの前に現れた。ビナヤカは、象頭の美女を気に入り、結婚を迫った。
象頭の美女は、結婚したければ仏教を信じ、すべての悪事をやめるように命じた。ビナヤカはこれを受け入れ、歓喜天となった。
歓喜天となったあとも、観音様の化身の象頭の美女は、常にそばにいて、ビナヤカが再び悪事に手を出さないように見張っている。」
仏画や仏像では、象頭の美女がビナヤカの足を踏んでいる。
元になったのが、商売の神ガネーシャなので、商売、金運アップにご利益あり。さらに、男女が抱き合う姿の像が多いことから、恋愛にもご利益がある。かなり無理なお願いも叶えてくれる。

シヴァ(siva)
ヒンドゥー教
◆パールヴァティーの旦那さん
ヒマラヤの神、ヒマラヤの自然の厳しさを表す
破壊と再生の神、男性的な力の象徴、踊りの神、病気を治す、勝利と成功をもたらす
苦行者を守る(現代の日本だったら目標に向かって努力している人)
【シヴァは「吉祥・縁起が良い」という意味】
怖い神様なので、怒らせないようにそう呼んでいるらしい
【絵の解説】
踊りながら世界を焼き尽くしているところ。踏まれているのは小人の悪魔

パールヴァティー(Parvathi)
ヒンドゥー教
◆シヴァの奥さん
最恐の女神カーリーは、パールヴァティーの化身。本気で怒った時の姿だと言われる。
すべての命あるものの母、女性的な力の象徴、一途な愛と献身の象徴、女性の味方(美容、恋愛、結婚などにご利益あり)
【パールヴァティーは「山の娘」という意味】
【絵の解説】
(左)パールヴァティー:ヒンドゥーの女神で一番ナイスバディ
(右)カーリー:いろんな意味で最恐
どんな姿になっても、シヴァに愛されている。

ドゥルガー(Durga)
ヒンドゥー教
◆シヴァとヴィシュヌの怒りから生まれたとも、シヴァの奥さんパールヴァティーの化身だともいわれる。
戦い女神、地母神(自然の恵みと恐ろしさを表す女神)
災いから人々(特に女性)を守る。
【ドゥルガーは、「近づき難い」という意味】

ブラフマー(brahmaa)
ヒンドゥー教・仏教
創造神
バラモンの神
(バラモン→新官、宗教儀式を行う人達。カースト制度のトップ。特権階級)
宇宙そのものを表す神、神々の相談役。
人々の理解を超えた別次元に存在する神、知恵を与え、苦行する者を助け、覚りを開くことを助ける
文字の発明者。梵字の元になった文字のひとつブラフミー文字を作った。
インド本国より、仏教の国タイ、日本で人気。
日本の場合、お釈迦様の隣に祀られることがある。
(三尊象という形式、インドラ[帝釈天]、ブラフマー[梵天]が両脇を固めている。)
一番梵字が似合う。お釈迦様に教えを人々に広めるように命令した。
タイではなぜか宝くじの神様になっている。

ガヤトリー(gayatri)
ヒンドゥー教
聖なる言葉と浄化の女神
最も美しい詩の女神(ガヤトリーという詩の形式がそのまま名前になった)
罪を帳消しにする呪文を持っている。
顔が5つ。手が10本ある理由は、ヒンドゥー教の神様たちは、全員聖なる言葉の中に存在していることを表す。
また、いろいろな教えや考え方があるヒンドゥー教そのものを表しているとも考えられる。

ヴィシュヌ(Vishnu)
ヒンドゥー教
世界を維持し繁栄させる神
人々を悪い物から守る、太陽の光の神
【ヴィシュヌは、「全てに行き渡る」という意味】
インドの英雄はヴィシュヌの化身だと言われている。(神話の人物から映画スターまで)
【絵の解説】
この絵では、ガルーダ(不死鳥)に乗って戦いに出かけるところ
ガルーダは、ヴィシュヌの家来で強さを神々に認められ不死鳥になった。蛇など、毒のあるものから人々を守るといわれている。

サラスヴァティー(Saraswati)
ヒンドゥー教・仏教
ブラフマーの奥さん
一説には、ブラフマーにより生み出されたともいわれている。
芸事の神、学問の神
元々は、インドの古い聖典リグ・ヴェーダの中に登場する河の女神(シヴァやヴィシュヌより古い時代から登場する。)
「・・・諸河の中でただ一人サラスヴァティーは際立ち勝ちれり。」
という一節がある。
あまりにも美しいため、ブラフマーは、サラスヴァティーをいろいろな角度から見るため、顔を4つに増やしたという俗説もある。
芸事・学問の女神ということで、ヒンドゥー教でも仏教でも人気がある。
インドだけではなく、チベット・中国・日本・バリ島などで広く信仰されている。
チベットでは、「ヤンチェン・ラモ」
中国では、「妙音仏母」
日本では、「弁才天」
バリ島では、「サラスワティー」と、呼ばれる。
必ず楽器を持った姿で描かれる。

不動明王(Hudoumyouou)
仏教
インドでは、アチャラナータと呼ばれる。
アチャラナータは、「不動の者」という意味。
ヒンドゥー教のシヴァの別名でもあり、協力な神であったシヴァが形を変えて仏教に取り込まれたものと考えられる。
大日如来の化身
仏画・仏像として作られるときには、髪は左側で束ねる。身体は青黒。装身具は最低限、軽装である。
法衣の袖を破って結びつけるなど、他の仏像のイメージとは違った特徴があり、これは、古代インドの奴隷の姿を元にしていて、修行者に付き従い守る存在であることを表す。
右手の剣で、魔を払い、煩悩を断ち切り、
左手の羂索(けんさく:投げ縄のようなもの)で、煩悩から抜け出せない人々を救う。
背後の炎は、迦楼羅焔(迦楼羅炎とも書く:かるらえん)と呼ばれ、煩悩の元となる三毒(怒り、むさぼり、無知)を焼きつくす。
「すべての人々を救うまで、この場を動かない」と宜う姿を現している。
梵字はカーン or カンマン

千手観音(Senjukannon)
仏教
正式には「千手千眼観世音菩薩(せんじゅせんげんかんぜおん‐ぼさつ)」という。
別名「蓮華王(れんげおう)」ともいわれ、京都の三十三間堂の正式名称「蓮華王院(れんげおう‐いん)」の名は、これに由来する。
千本の手、それぞれの掌に一眼を持つとされる。
千本の手は、どのような衆生も漏らさず救済する慈悲と力の広大さを現す。
六道のうち、「餓鬼道」を担当。
仏像・仏画の場合は、千本の手を42本で現す。
合掌する2本を除く40本の手が「25の世界」を救うものであり、「25×40=1000」であると考えられている。(この絵でも42本)
25の世界とは、仏教において天界から地獄まで25の世界があると考えられている。
顔が十一面(冠の10個と本体)なのは、救う相手にとって、一番効果的な接し方をすることを表す。
梵字はキリーク












